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・沖縄県のうるま市が移住前にお試ししませんか？と募集しています。
あの沖縄県も人口減少地域があるようで、移住者を歓迎していて、お試し移住というのを始めた市があります。うるま市です。期間的にはずいぶん短くて、今年は10月から12月ぐらいの間だけのようです。こんな1番涼しい季節の沖縄だけ体験して移住を決めてしまうのもどうかと思いますが、昨年は移住を決めた方が一組いらっしゃったようです。
今回の募集内容は↓
・内容はこんな感じ。
・利用可能日数：4~10泊
・利用可能人数：1~4人
・利用可能期間：2017年10月01日～12月末まで(この期間以外は要問合せ)
・場所：沖縄県うるま市島しょ地域の民家(一軒家)
・利用料金：4000/組＋2000×宿泊者数
・利用条件：将来的に移住を検討し事前のヒヤリング(ヒアリング)と体験後のアンケートがマストです。
詳細や問い合わせは「うるまで暮らす」http://uruma-people.com/をごらんください。
・以前沖縄に住んでいた某プレッパー(私)的には？
そもそも沖縄には「沖縄トラフ」と「琉球海溝」という二つの巨大地震を引き起こす可能性のある要素に挟まれています。旅行に行くぐらいならまったく問題ないでしょう。帰る日が決まっていますので。ですが、移住となると少し事情が変わってきます。
具体的には、「死ぬまで」もしくは、「子々孫々」そこにいなければならないのです。パーマネントトラベラーのようにお金持ちで、拠点の１つだよって話なら別ですが、津波がきたらどうすんの？という問題を沖縄の方は目をつぶっているような気がします。(ディスってません)
特に今回募集をかけているうるま市の島に限った話ではないのですが、住居が海沿いに多くて5mの津波で本島と孤立する可能性があり、「津波がこないといいね。」という気持ちで常時過ごさなければならないのは、意外とストレスになるのです。
那覇市の話になりますが、このストレスがない(少ない)標高の高い首里城の方はやっぱり家賃や物件が高くて、国際通りの近辺やおもろまちの新都心の辺りより高い場合もあります。命を晒して便利さを取るのか、標高のある場所に住んで街まで降りていくのか選択は分かれるのでしょうが、子供さんがいる場合なんかはこども園や小学校の場所で決まる可能性もありますので、いらぬリスクは避けてもよいのではないかと思います。
・どんな人が沖縄移住に向いてるの？
向いているかどうかはわかりませんが、現在の沖縄を客観的に見たときに3パターンぐらいあります。
その1は、お金のある方が那覇市のマンションに移住して本土と変わらない暮らしをするパターンです。さぞかしインスタ栄え(笑)している事でしょう。那覇市だったら可能です。
その2は、昔ながらの沖縄暮らしをしている自由な方達です。沖縄本島の北部に多いです。私も知り合いの親戚の方のアパートを安くお借りできたので北部に住んでいたのですが、ゆるい感じで暮らす方には北部が人気で、歌手のUAさんも北部に住んでいますし、レゲエ歌手のMOOMINさんはよく深夜スーパーでお見かけしましたし、選挙フェスを仕掛けた三宅洋平さんも普通に散歩？されていました。北部には標高の高い山も何個かありますので場所の選定さえきちんと考えればゆるく住めます。
その3は、スキューバーダイビングのダイバーさんです。沖縄各地にくまなくいらっしゃいます。好きは命より上にくる事も多々ありますので無問題です。雇われだと給料はそんなに高くないと聞きましたが具体的にはわかりません。
そんな感じでざっくりではありますが、カテゴライズさせていただきました。
・私が沖縄から引っ越した理由
「暑い」のです。熱帯夜が5月ぐらいから10月、11月ぐらいまで続くのです。1回エアコンを切ってしまうと冷えるまで時間がかかるので、買い物とか海に泳ぎに行くとかぐらいではエアコンをつけっぱで行ってました。夏を2回ぐらい経験して暑さのストレスが嫌になったのです。耐性がある方なら良いのでしょうが、私には結構きつかったです。
その分、外で寝ても何とかなる点や基本Tシャツで大丈夫なので服を買わなくて良かったり、時々マンゴーをもらえたりと良い面ももちろんありました。
１番酷な話は、どこにでもある話なのですが、実際に私が遭遇した話しで、「実家を売り払って沖縄に永住したんだけど、もう帰りたい」とおっしゃる方もいました。理由はやはり「暑いから」だそうです。
ですので、どんな方でもまずは下見が大事かと思います。
・まず、旅行で長期滞在でもいいのかもね。
那覇市には意外(すいません)な事に「ウィークリーマンション」が結構あります。敷金礼金無しで家具家電付きです。月々の家賃も7万とかからあります。車も安いところだと少し古い車を月に3～4万で普通車が借りられたりします。軽自動車ならもっと安いです。そういう所に1ヶ月とか2ヶ月とか滞在してみて、各地を探索や探検して正確に拠点を決められたら後悔が少ないような気もします。募集しているからという理由は少し弱いような気がしたので長々と書いてしまいましたが、しばらく「沈没」するならとてもいい場所である事も本当ですので是非一度遊びに行ってみてください。
また書きます。