【魚釣り】後にあいつは魚を釣るのが上手かったといわれる人になる為の記事【サバイバル】

・あなたは方法はなんでもいいから魚をとれますか?

某プレッパー(私)の答えはYESです。結論から言えば「魚を釣れる」ということです。大事な話ですので今回はこれを書いてみます。私は、早朝に岩魚(山奥)を釣って午後からキス(海の魚)を釣ったこともあります。父親が釣りをしていたのでその影響があったのかもしれませんが、ルアーフィッシングは某プレッパー(私)が自分で見つけ開拓した分野で今でも腕が落ちる事が嫌なのでたまに行くようにしています。

・先人の知恵に乗っけてもらう

今は開発されて新興住宅地になってしまった某プレッパー(私)の近所に少し前まで多くのため池がありました。使える真水が少ない地方の苦肉の策です。お米を作るのには大量の水が必要で生きる為に年貢の為に人力でそれこそ村中で掘られた沼はまだ地方には多く残っています。google mapsで見るといかにその数が多いかわかります。そこにフナや鯉などを放して増やして冬場の蛋白源として食べたというのがこういった沼の二次利用でして、今は水は使うけど魚は食べないので釣って良いよというところが結構ありそこで釣りをさせて頂いたり、大きな釣り大会なども開催されるダム湖なんかは広く皆さんに開放されているのでそういう場所なんかでもたまに釣りをしています。

・子供の頃の大量の体験。あれは凄かった。

上で出た親父との思い出なんですが、私が子供の頃、友達と釣りをしていてもへたっぴなのであまり釣れません。毎週その友達と釣りに行ってはボウズ(釣果なし)で帰ってくるというありさまで「何とかしたいよな」という話になり、「じゃあ俺が親父に言ってみるわ」となって、

親父、今週の土曜日の午後から死ぬほど魚を釣らせてくれ

というなんとも恐ろしい要求をし親父の返事は

いいよ。あいつ(友達)とふたりだな。

という頼もしいものでした。

・当日は大名釣り

迎えた土曜日。親父の車で親父が目星をつけていたであろう野池に乗り込んだ我々はへらぶな釣りのへら台という釣り座に座らされ短めの竿を渡され餌をつけてもらい、浮きの見方(ここの赤が消えたら真上に合わせろ)といわれ今思えばカッツケ両ダンゴという釣り方だったと思うのですがものの1分で友人に1匹目がかかり「いいなぁ」と言い終わらないうちに私の赤が消えて思いっきり合わせると何と釣れているのです。種類はわかりませんがフナでした。そして取り込み係の親父がタモ網ですくいてきぱきと次の餌をつけてくれて「さっさと投げろ」と言い放つのです。

そこからはもうノンストップで釣れに釣れて釣れまくり、至福というのか夢の中というのかよくわかりませんが、終了した理由が「クーラーボックスがあふれるぐらい釣れた」というものでした。しかも友達と私の2台のクーラーボックスが満タンでどうにもならない状態まで釣れたのです。すっごい体験をした私は調子に乗って

親父来週もまたこれやらせてくれ。」とのたまうと

普通に「いいよ。」との返事。

迎えた次の週。

前回の半分の時間でクーラーボックスが埋まる

という意味のわからない釣れ方をし、脳みそからアドレナリンが出っ放し状態(笑)になりました。どうやら餌を変えたようで「おかめ」という名の管理釣り場では禁止されているところもあるが野池なので関係ないやつを2つある針の下のほうにつけてセット釣りという名の釣り方をしたみたいなんですが、とにかくつぎつぎ、つぎつぎ釣れた記憶があります。

意味がわかんないからもう1回やらせてくれ。

何回でもいいよ。

次の週は私と友達の慣れもあってさらに早い時間でクーラーボックス(大型・目で見て釣れた量を確認するため)がうまったので

わかった。わかんないけどわかったからもういい。

と言ってその釣りは終わりを告げ、あれはなんだったのか???という世界に踏み込んでいきました。結局今でも凄かったという事ぐらいしか思ってないのですが、1個確実な事実を知ることができました。それは、

あのぐらい釣れたら飢えない。

という事実です。家族も飢えないでしょうし子供はすくすく育つでしょう。それからの子供時代はちょくちょく親父のへら釣りに着いていったり「行かない」といってるのに強引に連れていかれたりしていたのですが、あの大名釣り以上の楽しい釣りには出会えませんでした。

・餌じゃないのに魚が釣れる?

多分近所の沼でバス(ブラックバス)が釣れることを小耳に挟んだ事だと思うのですが、そんななにげないきっかけで親父のルアーの竿(ヘラ師は竿を魚に持っていかれることも偶にあるので回収の為にルアー竿を積んでる事が多い)を借りてルアーもボックスごと借りて1人(友達は野球部で忙しい、あと1勝で甲子園でした。)で釣りをする事にはまっていきました。

親父「お前、あの竿永久に使うのか?」

私「1匹釣れたら返す。それから自分で買うかどうか決める。」

親父「わかった。」

ということで結局その竿を返すのに「まる1年」かかりました。ですが、1匹釣れた記念に竿もルアーもお前にやるよ。と言われしばらくその竿を使っていました。何故1年もかかったのかといえば、魚影が薄いとか投げるポイントがずれているとか季節に合っていないルアーを使っていたとかを原因にしたいのですが、1年間も釣れなかったのはきっと「某プレッパー(私)には釣りの才能が無い」のではないかなと今でも思っています。

・才能が無いから釣れなくてもいい訳ではない

嫁さんとインドを1周したり、某国でホールドアップにあい財布の金全てをとられたり、SARSのさなかに減っていく手持ちのお金と帰国のタイミングをNHKの国際放送とにらめっこしながら考え続けたりしながら、段々とプレッパーになっていた某プレッパー(私)は、前記の通りまだ釣りを続けています。ただし1つのルールを自分で決めて縛りの有る釣りをしています。それは、

家族がおなかいっぱいになるか?

という設定で釣りに望んでいます。その辺の石ころでも食えるなら話は別ですが、人は食わねば飢えて死ぬというシンプルな条件を背負ってます。あなたは何を根拠に飢えないと言えますか?お金はいまのところ根拠かもしれませんね。他に広大な農地をもっているとか食べられる草を知っているとか、素潜りが得意とかもあるかもです。もちろん「備蓄」も大事です。狩猟免許を持っている人も玉数の分だけ獲物を食べれますね。では根拠の無い方はどうなってしまうのでしょうか?助け合いでしょうか。一方的な援助は助け合いとは呼べませんよね?政府がぁーとかだれかがぁーとかが機能してればいいのですが、その時の運に任せる人生設計は賢明といえるのでしょうか?当たり前の話ですがいい時はいいのです。宝くじが当たってどうしよう困ったなぁという方はいませんね。悪い時にどうするかで人生は分かれます。この時に自給出来ない人は他人から奪うしか方法がなくなってしまうのです。つまり手詰まりです。

・真実はいつも重い

重い話になってしまいましたが、突き詰めて考えていくとやはり何かの自給できる手段を持たないときついという話になっていくので、山菜を採ったり罠を仕掛けたりしていくような方向性が飢えを防ぐ為に大事な根拠になりえます。という訳でまだ魚を採ることができないあなたはただちに釣りを始めてください(笑)

・男は狩猟、女は採取

大昔から男は獲物を狩りに出かけ、女はその辺の植物とか栗や果実などを採取し食いつなぎ生き延びて来ました。肉体的な性差が自然にそうさせたのでしょうが、そもそもの脳ミソが違って男が「狩猟脳」で女が「採取脳」だともいわれています。それに注目してか女性誌や女子向けのサイトでは「男の狩猟脳を狙って落とされる女になる」的な特集が結構組まれているようです。要訳すると

・男は狩猟脳なので逃げる獲物を追いたい。

・男は獲物をゲットした時の征服感がたまらない。

・女はたまに逃げ出して自由にしてみるとよい。

・根本的に男は女(弱者)を守りたい。

ということらしく結果的に

全ての男は狩猟者である。

ということが言えそうです。

・魚も釣れないおじさんはもうあきらめて。

厳しい話ですが、何の生産手段も自給できる手段も持たず意識して学ぼうとしないおじさんはもうあきらめた方がいいでしょう。その時がきたらその辺の土でも虫でも食べてください。もしくは姥捨てですが、子供のいる方は話が違います。子供に釣りの経験をさせてあげてください。野生の魚たった1匹でいいんです。

魚をあげるより魚の釣り方を教えろ

です、自然界の生態系の中で暮らしているにもかかわらず魚すら釣れないまま大人になってしまった方は残念ながら自然と触れ合う遊びや趣味はもうもてないでしょう。一方子供はスポンジのように吸収します。飲み込みも早いです。無限の可能性があります。狩猟者や採取者のDNAを持っている事を伝えてあげてください。子供に伝えるべき事柄の中に追加して欲しいのです。

・まずは釣堀からが楽

とはいっても何から手をつけていいのかわからないよね。って話なので、手始めは釣堀とかがはっきりいって楽です。ただし、釣堀の養殖された魚は餌を与えられていないので常に空腹の為「すぐ釣れます」私は、自然崇拝者ではありませんが釣ったと釣れたは違うのです。第一歩としては優秀なシステムだと思います。釣堀の他のいいところは釣った魚を焼いて食べれる事です。自分で釣った(釣れた)魚を食べて空腹を満たすという一連の流れが非常に簡単に体験できるのでがんがん釣らせるべきです。

・野生の魚を簡単に釣る方法

これはもう簡単です。その辺で売ってる釣りセットを持って釣りに行くだけです。安物でいいんです。簡単に釣れる餌を教えます。

・沼・池・川・ダム等の場合

みみずです。土を掘ればどこにでもいます。

・海の場合

いそめです。海沿いの釣具店で売っています。・その辺の岩にへばりついている貝をナイフとかで剥いで中身を使うのもありです。

どちらも重要なのは針を水中に沈める事です。しばらく待ってだめなら少しずれてやってみてください。釣れてる人の真似をしてみてください。

・簡単に釣れる魚を教えます。

旬の魚です。ですが、初心者がつれるどんな魚もだいたいはミミズかイソメかで釣れますので。まずはチャレンジが1番肝心です。

※特にお子さんには絶対にライフジャケット(フローティングベスト)を着けてください。

・何事も最初は難しい

経験の無いことを始める場合やっぱり難しくて、挫折しそうになる事も多いと思います。某プレッパー(私)も冬の釣りがどうしてもへたくそで最初は全然釣れませんでした。今は釣れます。どうしたかというと勉強したんですね。冬は魚の活性が低いのであまり餌を追いません。なのでルアーをもっとゆっくり引いてみようかとかルアーの色を目立つ色に変えてみたりとか、出来ることは散々やっても釣れなかったです。でも場所を変える事で1匹釣れたんです。それは、浅瀬に場所を変えた事が良かったみたいです。浅瀬の方が太陽の影響を受けやすいので日中の水温が他と比べて高くなるんです。水温が上がると魚も餌を追いはじめるので結果として釣れたのです。これでどっちが水温が高い?というものさしを手に入れる事が出来ました。一生使える判断材料です。ルアーフィッシングはこういう難しさがあって面白いのですが、初めての方はみみずで十分です。まず1匹を手にしてください(釣らせてあげてください。)

・魚の良い所はそれを教材に出来る点もある

1匹釣らせたらそれを持ち帰って飼ってみるというプランもあって、大昔に私も自分で釣ったブラックバスを水槽に入れて飼ってみました。あまり長くは生きませんでしたが飼い始めた当初「こいつは餌をどのぐらい食べるんだろう?」と思いするめでザリガニを捕ってきて与えたら30cmぐらいのバスなのになんとアメリカザリガニを7匹も丸呑みしやがりました。びっくりしますよね。発見がいっぱいです。

・親父が教えたのは最終手段だったそれは戦うということ

親が子に何を教えるのかは人それぞれですが、私の場合はどうやら最終手段を教えてもらったみたいです。確かに釣りができればある意味地球のどこででも生きていけますし英語を話せるより心強いかもしれません。何かの本に「お金をあげるより稼ぎ方を教えなさい」と書いてあり、それが子供に残せる1番大きな資産だとも書いてありました。私は何を教え何を残せるのでしょうか?あなたは何を教え何を残せるのでしょうか?健闘を祈ってます。

また書きます。

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