【直下型の恐怖を29秒で】阪神・淡路大震災が発生した瞬間の貴重な映像【117】

・20数年は地球スケールでは一瞬

1995年の1月17日兵庫県南部や淡路島北部を中心にマグニチュード7.3の甚大な被害をもたらした直下型地震が発生しました。若い方はまだ産まれていない方もいるでしょうが、高速道路が横倒しになった映像でご存知の方も多いでしょう。この地震ではキラーパルスという地震の揺れが短周期の時に住宅とやビルなどの建物と共振を起こしてしまい建物が崩壊する危険性が大きくなってしまう現象を伴ったすさまじい揺れでした。その結果6000名を超える死者を出し負傷者は43000人を超える大惨事になってしまい死傷者の多くが圧死でした。何かに押しつぶされなくなられていったのです

・内陸直下型の多発が東南海・南海地震の引き金に

日本中(特に西日本)から恐れられている南海トラフの巨大地震(マグニチュード8以上の海溝型地震)は、阪神や中越や熊本のような内陸直下型地震の後に起こると多くの専門家は言っています。「でも直下型って範囲は狭いよね?」と考えがちですが阪神淡路大震災では、九州でも青森でも震度1以上を記録しています。本州島全体が揺れたということです。全島地震ですね。ではその瞬間です。

・身の安全すら保てない揺れ

中の人達は揺れが来る前に外を見たのは何か音が聞こえてきたのでしょうね。この動画のコメントの中に場所は神戸市の花隅という神戸駅に近い町で撮られたものらしいという書き込みがありましたが、本来街は災害や降雪の少ないところに作られるのですが人間の常識や創造を超える災害は普通に起こりえる事がよくわかります。

・この地震は震度7が適用された最初の地震

この地震では、当時のブラウン管テレビ(箱型の重いやつ)が真横に飛んで壁にぶち当たったとか、たんすが1人で歩いて反対側の壁にたどり着いたなど。ちょっと盛ってるんじゃないの?と思われる話が多いのですが、某プレッパー(管理人の私)の友人が神戸でレストランのオーナーをやっていまして、そういった話は本当なのか?と以前聞いたところ、「もう少し酷いし起きてからの混乱も凄かった。噂レベルのことは結構当たってることが多いよね。」とのでした。

・首都直下地震の起こりうる確率

内閣府の中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループの想定です。

都区部直下地震
・今後30年間に約70%の確率で発生

・津波 東京湾内は1m以下

・防災対策の主眼とする

津波は1m程度(十分危険すぎる)ですが阪神、新潟、熊本タイプが東京都を襲う想定のようです。ライフラインはもちろん止まることが想定されていますし復旧までもかなりかかるでしょう。大規模な火災もあちこちで起こるのかもしれません。ですが、いの一番は命を守る事です。出来ることから始めましょう。

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