【動画】あのスチャダラパーが防災のラップ『その日その時』を歌ってる件【+ソナエ・プロジェクト】

・防災ラップ?

あのスチャダラパー(Bose・ANI・SHINCO)が備えについての心構えを説くラップを電通さんと共同リリースしました。高三だったシンコちゃんも大学1年どころではないおっさんになっていたのも感慨ひとしおでございます。相変わらずの心地よいメロディを久々に聞き明日の事なんぞ何も考えてなかったあの時代の事を思い出した某プレッパー(私)でした。電通さんとの共同企画なのですが、リリック的にもセンスのいい仕上がりになってますし、ああそうだよねと感じさせる内容は大変良い内容の防災プロパガンダだと思います。

・スチャダラパー『その日その時』動画をyoutubeさんより

この曲は【+ソナエ・プロジエクト】という電通さんが立ち上げたプロジェクトの一環で近年多発する自然災害に対し社会全体で対応が求められているという現状を踏まえ2015年6月1日にスタートされたようです。

背景として内閣府の防災白書の中で【公助の限界】が記され国や地方公共団体のみの対応ではちょっと無理があるというという事が語られています。とはいえ無理はわかったし被害は甚大なのもわかりますが、人間の生命と財産を何とかしない事にはどうにもならないのも事実ですので【自助】と【共助】という2つの力を活かして必ず来るといわれている巨大災害に立ち向かい大難を小難にしようという趣旨があるようです。

・かといってソフトパワーの担い手の企業さんなんかはまだまだ手薄

内閣府が平成27年に行った「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」によりますと大企業さんは大災害後の事業計画の継続性は6割を超えています。一方中堅企業さんは策定済みと答えた企業の割合は3割以下に留まるという結果になってまして、残りの70パーセントの中堅企業さんは、例えば大きな地震1発、火事1回の「人生で1回ぐらいは経験するかもね」程度の災害でにっちもさっちもいかなくなってしまう状態で稼動している現実が浮き彫りになっています。これはちとまずい綱渡りでこの国はまわっているのかもしれませんね。中でも金融や保険の分野は89.6パーセントが備えを終えているのに対して、小売、宿泊・飲食サービス業はわずか9.4パーセントしか備えが出来ているところが無いようです。この統計が何を意味しているのかは推測するしかないのですが、あらゆる場所に格差は存在し何かあっても【公助の限界】もあり日本人の大好きな【自己責任】で片付けられ、ボランティア頼みというどこかで見たような景色が繰り返されかねません。結局のところ「イザ」というときは「自分」なのです

・個人レベルでも格差はあるのではという推測

上の資料の統計を読むと大きな企業ほど備えが完成していて小さな企業ほど備えられていないのがわかります。フラクタル的にみると、個人間でもこのような格差は存在しお金持ちや意識高い系の方々はとうに備え終わっているのでしょうし、もう片方の方々はあまり備わっていないのではないのかな?と推測できます。(当たっているかはわかりません)ですが、命の面からみたら同じ1つの命ですし大事さにおいても同じだと思います。又、そうでなければ今の社会体制は成り立たないので少なくともそういう大前提なのでしょう。

・お金が無いから備えられない方に

100均(100円ショップ)を使いましょう。懐中電灯も軍手も雨合羽も大体そろいますのでおすすめです。ティッシュなんかは駅前でもらった奴でいいので入れときましょう。あるものを使いましょう。工夫があなたを助けます。数百円払える方はネットで何点セットとか売っていますのでポチって玄関にでも置いておけば少しは自助の助けになるでしょう。あなたのできる事からのアクションを期待しています。

数百円の防災用エマージェンシーボトルです。↓

・せっかくスチャダラパーの事を書いたので

このブログでスチャダラさんの話題に触れられるとは思ってもいませんでしたし折角なので動画をもう1個張ります(笑)
スチャダラパー feat. DEV LARGE, CQ from BUDDHA BRAND/リーグ オブ レジェンド


DEV LARGEさんがお亡くなりになってしまってもう二度とこのコラボは見る事ができません。某プレッパー(私)が個人的に好きな曲です。DEV LARGEさんに合掌。

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