2010年のエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火で知った航空麻痺時の帰国方法

・2010年に噴火したエイヤフィヤトラヨークトル火山

2010年3月10日に噴火したアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山は4月の14日に2度目の爆発的噴火を起こしました。1回目の噴火では炎と溶岩主体の噴出物でしたが、2回目の噴火は火山灰がメインの噴出となりこれがその後のヨーロッパ全域の飛行機の運行停止(運行禁止)いわゆる航空麻痺へと繋がっていきました。4月14日の噴火で噴きあがった火山灰は上空1万6000メートルまで達したのですが、それだけでは終わらず4月17日の噴火でも上空9000メートルまで噴き上げヨーロッパ全域はおろか、ウラル山脈を越えてロシアの一部に達し合計で30カ国の空港が閉鎖されました。ヨーロッパのメディアは911のテロを上回る航空業界の影響だと述べました。

俺遠いから帰れるよね?

この時某プレッパー(私)はユーラシア大陸の東側をふらふらしていました。ニュースはNHKの国際放送でもやっていたのですが、どうも客観的で日本に帰る必要のある人達に、こうすれば帰れますよという情報はまったくなく(当たり前ですが)もう一発でかいのが来たらとっとと逃げ帰ろうと思ってBBCなんかを眺めていました。結果的にもう一発というのは起こらなくて無事に飛行機で帰って来れたのですがもし飛行機がだめだったら代替手段で日本という島に渡るしかなく島国のメリットとデメリットを考えらせられた瞬間でした。

・フェリーしかない

これはもう島国の宿命なので、船で帰ってくるしかないんです。その時のフェリーで日本に帰れるルートを調べたメモがあったのでそれを基に日本発着のフェリー便を調べてみました。

・韓国航路

注)韓国航路単独では観光にしかなりません

・カメリアライン株式会社
博多港 ⇔ 釜山港 毎日運行
アミューズメントフェリー・ニューかめりあ

・関釜フェリー株式会社
下関港 ⇔ 釜山港毎日運行

・PANSTAR DREAM”(パンスタードリーム)
釜山⇒大阪
日・火・木
釜山港 15:00発 翌日10:00着

・EASTAN DREAM
ウラジオストック→東海市(韓国)→境港
月曜日 14時 ウラジオストク 入港
水曜日 14時 ウラジオストク 出航
木曜日 11時 東海港 入港
木曜日 15時30分 東海港 出港
金曜日 9時 境港 入港
土曜日 19時 境港 出航
日曜日 9時30分 東海港 入港
日曜日 14時 東海港 出港

・JR九州ビートル
対馬・比田勝~釜山航路(毎日運行)
福岡~釜山航路(毎日運行)

・未来高速コビー
釜山⇔対馬
ほぼ毎日運行

・KOREA FERRY CO.,LTD.
カレンダーなし日付選択のみ

・中国航路

・蘇州号
大阪-上海
上海フェリー、
週一運行

・新鑑真
大阪or神戸
週一運行

・何とか東南アジアやアイランドポップ(島伝いにぽんぽんと進んでいく旅)でネシア系の国から中国までたどり着いたら中国と韓国の路線はかなりありますので何とかはなりそうです。

韓国と中国の航路
・仁川⇔丹東
・仁川⇔大連
・仁川⇔営口
・仁川⇔秦皇島
・仁川⇔天津
・仁川⇔煙台
・仁川⇔威海
・仁川⇔石島
・仁川⇔青島
・仁川⇔連雲
・平沢⇔煙台
・平沢⇔威海
・平沢⇔栄成
・平沢⇔日照
・平沢⇔連雲
・群山⇔石島

・気楽な船旅が1番

前の記事でも書きましたがやっぱり緊急避難なんかはまったくやりたくないので何事もおこらないといいのですが、そういうのは突然やってきます。ちなみにエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火する前の月に火山性の地震があったそうです。もちろん知らなかったのですが運良く巻き込まれないですみました。本当は東京納涼船が1番素敵な船旅だと思います(笑)

・本番の前に試しておく

いきなり本番では勘が働かないと思いますので事前に小さくお試ししてみて感覚を掴むのが良いのではないでしょか?ピンクの高速バスで有名なWILLER TRAVELさんが、国際航路を含む全国の船旅を格安で取り扱い始めたようです。→【詳細はこちら】気が向いたり、何かと兼ねてたりしたらふらっと旅ってみてください。

また書きます。
WILLER TRAVEL

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