【311の記録】多賀城の4階駐車場からの津波映像・いたか?

・【注意】津波映像です。(トラウマのある方は見ないでください。)

あの東日本大震災から6年が過ぎました。某プレッパー(管理人の私)も大分記憶が薄れてきたのですが、つらいながらも忘れてはならない現実もあり、その1つが津波(Tsunami)です。

その瞬間は何故起きたのかは大して重要ではなく、いかに起こった事に対処出来るかが鍵になってきます。そういう意味で「映像で見る災害」というカテゴリーを新設し主にYOUTUBEさんからの動画を共有させて頂きます。投稿者の皆様ありがとうございます。

・2011/3/16に投稿されたイオン多賀城店4階駐車場からの津波映像

この動画を撮影された方は津波が来ることをまったく知らずにイオンに歩いてきたそうです。そして、警備員の方に促されるまま4階の駐車場に上がった数分後に津波の襲来を受けたという事でした。もちろん道中に人も車もいたそうで、防災スピーカーが無かった為に犠牲者の数が増えたのではないか?と推測しておられます。では動画です。

・音声を拾ってみました

「~はいるか?」

「~いたか?」

「だめだ」

「~もだめだ」

「だめだ全然」

五感で感じる情報の全てが想像を超えている現実が起こった時の無力感が感じられました。もう起こらないと良いのですが歴史を紐解くと繰り返されているのも事実です。日本は厳しい環境ですね。

・教訓
今となっては地震が起きたら津波が来るという予測は日本に住む方ほぼ全員の共通認識になっていると思われますが。当時は残念ながらそうではありませんでしたね。この撮影者の方は4階という高い場所にいたから助かったのであって命の明暗を分けたのは高さでした。

・垂直避難で救われた命
垂直避難とは?、災害が起こったとき普通の避難は水平非難と呼ばれ、遠くへ遠くへと逃げる事を指すのですが、その時間的な猶予が無い場合たとえば津波なら近場のビルの高層階に逃げ込んだり、上階で火事なら階段で下に下に出口を求めて避難したりする事を言って恒久的な避難にはならないけれど一時的にやり過ごす為の避難で使われる事が多い避難です。急な大雨や洪水の床下、床上浸水などでも2階に登ってやり過ごしたという話もあり、知識としてきちんと知っておくべき避難方法です。実践する日が来ないこと祈っています。

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